ひと・地域・社会をつなぐ企業を目指して
平素より格別のご理解とご支援を賜り御礼を申し上げます。代表取締役社長の德毛孝裕でございます。
2022年6月24日の就任から一年が経過いたしました。
就任後のご挨拶で申し上げました通り、私たちは「リアルでもネットでもつなぐ表示灯」を目指して日々邁進しております。
一年間の動きを振り返りますと、東京のJR山手線・原宿駅ホーム上を先駆けとしたステーションナビタの新プロジェクトも始まりました。また、自治体の皆様にお役立ていただくシティナビタにつきましても、西菱電機株式会社より「番号案内表示システム販売」に関する事業を譲り受けたことにより、メーカーとしての顔も持つ運びとなりました。今後は、「広告事業」としての番号案内導入にハードル感をお持ちの自治体へも、システム製造・販売会社として幅広いご提案が可能となります。
ご好評をいただいている神社ナビタについてはご参拝の皆様、訪日観光客にも「歴史的・文化的背景もお伝えする」という御役目に評価を賜り、順調に設置が進んでおります。
リアル媒体に加え、AR等デジタル技術を活用した東京都・高尾山の登山道案内ツールの制作、大規模病院において当該病院と連携する医療機関を来院者ご自身のスマートフォン等で検索することを可能としたWebサービス「e-メディケアサーチ」のサービスも開始いたしました。まさに、リアルの媒体をネットにつなぐプロジェクトが走り始めています。
このように私たち表示灯は、当社が積み上げてまいりました知見を十二分に活かし、地域社会や来訪者にとって有益な情報が掲載された情報発信媒体の設置を進めております。これら全国の媒体資産を活かし、当社事業を支えて頂いている74,000を超えるクライアントや多大なるご支援をいただいている株主の皆様と共に、ひと・地域・社会にどのように貢献できるかを考え、実行を重ねながら未来へと歩んでまいります。
昨年度末には、当社株式は東京証券取引所スタンダード市場の制度信用銘柄への選定に加え、新たに貸借銘柄にも選定されました。このたびの貸借銘柄への選定は、当社株式の流動性及び需給関係の向上促進ならびに活性化と公正な価格形成に資するものであり、当社へご信頼を寄せてくださる皆様のご期待にお応えする一つの成果と考えております。
私たちの企業理念である、「道を表し示す灯になりたい」。
人々の日常生活である社会活動を支え、また「ハレ」、非日常でもある観光・旅行等を助け彩る媒体ラインナップを中心に、今後もユニバーサルなサービス提供を心掛けてまいります。
最後になりましたが、日頃より当社事業へのご理解ご支援、ご協賛をいただいておりますステークホルダーの皆様には心から感謝申し上げます。今後も地域社会の持続的発展への貢献やインバウンド需要への対応、スポーツ振興活動など、広告を軸としたコミュニケーションを大切に、皆様のご期待を超えるべく邁進いたします。
今後も何卒変わらぬご支援とご鞭撻を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。
2023年6月26日
代表取締役社長
