春節から見るインバウンド動向 正しい対策で売上200%UP!

 

都市圏だけではなく、地方が伸びを見せた今年の春節大型連休。

 

体験型の旅行スタイルが定着する中、地方を訪れる観光客がもたらした、インバウンドマーケットの動向と施策を解析・検証しながら、これから迎える桜の季節を目的として増加する訪日外国人観光客市場で、いかに売り上げUPにつなげるか?多言語化をはじめ、来客への近道、効果の高い広告出稿など、その具体策を指南します。

1)2019年春節大型連休のインバウンドマーケットを徹底検証

2月の初旬に中華圏の「春節」の大型連休が終わりました。今年も全国に多くの外国人観光客が訪れました。その中で、昨年までとは若干、傾向に変化があったようです。
では、どのような変化があったのでしょうか?データの参考に検証していきましょう。

a. インバウンド効果は地方へ!体験型旅行スタイルがマーケットを変えた?

ここ数年、例えば中国人観光客はリピーターとして日本を訪れるケースも増え、「FIT:Foreign Independent Tour」と呼ばれる「個人ツアー」での訪日が、とても増加してきています。

 

このFITの旅行客の旅程の間でやりたいことが、「モノ消費」から「コト消費」という体験型の旅行スタイルへと変化したことで、これまでのゴールデンルート(首都圏〜富士山〜京都・奈良〜大阪)から、地方へも足を運ぶ、足の伸ばす、目的地とする傾向となって表れてきました。

 

それでは一例として、今年の春節期間での都道府県別のアジアエリアから日本行きの往復航空券の予約状況伸長率(スカイスキャナージャパン社発表データ 表1参照)を見ていきましょう。伸び率では、熊本、愛媛、香川がBEST3で、宮城、宮崎と続いています。このデータで見ると、アジア各国では、四国・九州が人気のエリアだと言えますね。

 

要因として、熊本は新たなLCC路線が増えたこと、愛媛は「道後温泉」やサイクリングコース「しまなみ街道」また、瀬戸内周遊の拠点として、香川は「讃岐うどん」食べ歩きなど、宮城や宮崎は高いパフォーマンスを持つ観光地とLCC路線の増便だと考察されます。このように地方から日本に入ることは、もう定番のルートなってきていることがわかります。

 

 

 

体験型旅行スタイルに関しては、相変わらず人気の高いのがレジャー・スポーツ体験。そして、温泉や食べ歩きやお寺や神社、お城へ訪れたり、着物、陶芸など日本文化の体験も人気が高いようです。また、最近は「ヘアサロンへ行く」「エステサロンへ行く」「歯のホワイトニング」など、美容・医療に対しての関心が特に高くなってきています。

 

 

b. 全国各地の自治体や観光団体が行った実例集


春節期間中の全国各地の主なインバウンドマーケット対策の状況をまとめてみました。

 

 

北海道や東北地方では、冬場の「雪」を活かした祭りやイベントで体験型のインバウンド対応をしているケースが多くみられました。また、ショッピングでは一点一点吟味して買い物をする傾向がみられたようです。

 

また、中国国内の電子商取引法施行の影響で、日本の薬や日用品がネットで手に入れにくくなったことから、ドラッグストアなどで土産物や頼まれものを、大量に購入するケースが増加しました。

 

特筆すべきは、佐賀県。外国人観光案内所やフリーWi-Fiの整備、案内表示の英語化などのインバウンドプロモーションを、県を上げて積極的に展開。伊万里焼や有田焼などの日本文化と温泉・グルメなどをテーマに、田舎ならではのアプローチで訪日観光客を増やしています。

 

2)美しい日本!春の旅行シーズンにインバウンドで売上200%UP!への具体策

春は、桜や豊かな自然を目当てに日本へ向かう外国人旅行者が飛躍的に増える季節です。あなたの商品やサービスの売り上げUPをはかるチャンス到来。今すぐできるインバウンド対策で成功へつなげましょう!

 

a. まずは徹底的に多言語化から!


自分たちの商品やサービスにどれだけ自信があっても、それが訪日外国人観光客へ伝わらなければ意味を成しません。まずは店頭・店内、そしてWEBサイトやSNSなどのPRメディアを多言語化しましょう。自国の言語で表現されていると、インバウンドのお客様には、安心して利用できると判断されます。

 

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b.免税店をアピールしよう!


インバウンドのお客様にショッピングしていただくには、免税店であることが圧倒的に有利です。便利なポータルサイトに登録することで、あなたのお店が免税店であることを広く告知できるようになります。

 

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c. 便利なサービスを利用して来客への道しるべを構築!


あなたのお店に来ていただくのは、インバウンドのお客様には当然、異国の地での行動となります。そのためには、地図アプリの欠点を克服した、多言語の分かりやすい道案内のサービスの有効活用が、訪日外国人観光客に寄り添った施策となります。

 

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d.空港・駅・街中など人が集まる場所のデジタルサイネージ広告を活用せよ!


空港・駅・街中など人が集まる場所のデジタルサイネージ広告を活用せよ!
ひと目でわかる、駅や街の案内板は観光客の大きな味方。デジタルサイネージを利用した案内板なら、筐体自体のサービスで多言語化が図られているので、個別の対応が不要です。また、広告効果も高く、地域に根ざした広告展開をするにはコストもリーズナブルなので、とても有効なインバウンド対策と言えます。

 

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動画もご覧ください

 

こうして、考察するとインバウンドマーケットで成功する答えは、自ずから明らかになってきます。そうです。成功へのキーポイントは、「見たい」「やりたい」「食べたい」「触りたい」などの体験型を中心に、インフォメーションの多言語化をはかり、訪日外国人観光客に寄り添ったサービスを展開し、多様な利便性の高いツールを有効活用して、集客につなげる。

ともかく、いち早く実行することが成功につながるのです。

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