豊臣秀吉公を祀る豊国神社の総本社である、 京都の豊国神社に神社ナビタを設置
2025/4/10
周辺案内地図の掲出などを展開する表示灯株式会社(本社:愛知県名古屋市 代表取締役社長:德毛孝裕、以下「当社」)は本年2月27日、「豊国神社(京都市東山区)」に神社ナビタを設置しました。農家から武将へと大出世を遂げた豊臣秀吉を祀る豊国神社は、出世開運、厄除招福、良縁成就などのご利益があるとされていることから、このたびの豊国神社への神社ナビタの設置を通じて、当社の最新技術を用いた社会貢献事業とし、多様化する参拝者への正しい日本文化および神社知識の啓蒙と、境内案内のさらなる利便性の向上等を図ることを目的としています。本件は、豊国神社の趣意により実施されました。
<手水舎に設置された豊国神社の神社ナビタ>
豊国神社は慶長四年(1599年)に創建された豊臣秀吉公を祀る神社で、境内には正室豊臣吉子方(北政所おね様)を祀る貞照神社も鎮座し、出世開運の神として広く信仰を集めています。国宝に指定されている本殿正面の唐門は伏見城の遺構として伝えられ、西本願寺・大徳寺の唐門とともに「京の三唐門」と称されています。また、秀吉公の遺品を収蔵する宝物館も併設され、国内外より多くの参拝者が訪れます。
豊国神社における神社ナビタのサイズは全高2,271mm・横幅2,580mm・奥行577mmで、
右手にはLEDによる電照式の古地図風周辺案内図を配し、左手にはタッチ式デジタルサイネージを設置しています。右手の周辺案内図の周りには、協賛企業・店舗情報の絵馬型広告※1が表示されます。左手のデジタルサイネージには、神社の御由緒や授与品、境内案内をはじめ、参拝・手水の作法などが日本語と英語で紹介されています。また、同じ画面で、一部の協賛社による15秒の動画広告もローテーションでご覧いただくことができます。
※デジタルサイネージの稼働時間は8時30分~18時30分(時期により変動する場合があります)
※1)デジタルサイネージの動画広告の協賛企業は、地図を取り囲む絵馬型広告と一部が同じです。
神社ナビタの設置にあたり 豊国神社 宮司 吉田 武雄様のコメント
手水舎の傍に設置した案内板を通じて、参拝者への新たな情報提供の方法を導入できたことを大変嬉しく思います。当初は、境内にデジタル技術を取り入れることに懸念もありましたが、デザインや活用方法には問題がなく、特に海外から訪れる参拝者に大変好評です。視覚的にわかりやすく、直感的に操作できる液晶モニターを活用し、多言語対応の情報を提供することで、神社の歴史や境内の案内を分かりやすく伝えることができています。
さらに、2026年にNHKの大河ドラマで豊臣兄弟が主人公となることを機に、各地の豊国神社との連携を強化し、国内外の観光客へのアピールをより一層進めていきたいと考えています。このような取り組みを通じて、より多くの参拝者に訪れていただき、神社の魅力を広く発信していければと思います。
表示灯の「神社ナビタ」とは
神社に設置させていただくナビタを“神社ナビタ”と称しております。デジタルサイネージや電照式の地図・総合案内板および協賛事業者・周辺事業者案内等を発信する当社の技術の粋を集めたオリジナルの媒体です。
当社は今後も地域の皆さまをはじめ、歴史、文化を重視し、その重要性を正しく広く周知するお手伝いに邁進すると共に、国内外の皆さまへ、ナビタを通じて社会貢献と地域の活性化と発展に取り組んでまいります。