表示灯のデジタルサイネージ開発者コラム

インバウンドに特化したデジタルサイネージの活用

多くの情報を発信でき、インタラクティブな機能を持つデジタルサイネージだからできる大きな特徴が「多言語化」です。

訪日外国観光客の傾向を見ると

今、日本には数多くの外国人観光客が訪れ、その目的は、従来の「モノ消費」から体験型の「コト消費」へと移行してきています。そのため、はじめて日本に来る団体旅行客から、リピーターや旅マエにしっかり調べて準備をしてくる個人の観光客が増えてきています。その目的地も、いわゆる首都圏から富士山を見て、京都・奈良で日本の伝統に触れ、大阪で買い物をして帰国するというゴールデンルートと呼ばれる旅行コースから、例えば「スキーやスノーボードのために北海道のニセコや長野県の白馬エリアを訪れる」「日本のお祭りやパワースポットである神社・仏閣で有名な秩父や鎌倉、日光などを訪れる」「温泉旅館で日本人と同じように宿泊する」など、駆け足の団体旅行では味わえない日本文化を体験することが主流となりつつあります。
それに従い、目的地は日本全国へと向けられ、地方へもたらすインバウンドマーケットも大きな広がりを見せています。

地方で追いついていない多言語観光情報案内

東京をはじめとする首都圏や、もともとインバウンドの観光客の多かった京都・奈良・大阪をはじめとする関西圏。人気の高い北海道や沖縄などでは、案内掲示の多言語化が進んではいました。ただ、どうしてもアナログ型の案内掲示では、スペースは限られ日本語とせめての英語表示で、もうスペースはいっぱい。また、印刷物などの紙媒体でも限りがあります。
ましてや、そもそも外国人観光客が少ない地方では、その必要性も予算も考慮されてきてはいません。そこに、一気に外国人観光客が増加して、多言語化の整備が急務となっているのです。

簡単・コスト削減、そして利便性の高いデジタルサイネージによる多言語化

前項のような問題を解決するには、限られたスペースで多くの情報を表示・発信できるデジタルサイネージやモバイルアプリが最適です。デジタル化された電子掲示板や情報アプリなどなら、数か国語をディスプレイの中で簡単に切り替えて、表示・発信させることが可能だからです。
では、デジタルサイネージの利便性をいち早く察知して、整備を進めている施設やロケーションの事例をご紹介していきましょう。

多言語化デジタルサイネージの有効なロケーション 駅編

多くの訪日外国人観光客が訪れる観光地のターミナル駅では、タッチパネルで言語が切り替わる、多言語型のデジタルサイネージが稼働し、利用されています。
例えば京都の観光拠点となる「京阪・祇園三条駅」、新幹線が発着する「JR仙台駅」、いつの時代も新しいファッション文化を創造する街「東京メトロ表参道駅」などをはじめ、多くの駅で多言語型のデジタルサイネージが設置されています。
また、日本文化や歴史・伝統の伝わる街である「江ノ電の鎌倉駅」や「西武秩父駅」「東武日光駅」などは、利用する人がエリアを把握しやすい、立体的なイラストを使った親しみやすいデジタルサイネージが稼働しています。

多言語化デジタルサイネージの有効なロケーション 高速道路のサービスエリア編

渋滞情報や周辺マップ、フロア案内を多言語化して、インバウンドの利用者にも利便性を高めたデジタルサイネージが高速道路のサービスエリアに設置されています。

多言語化デジタルサイネージの有効なロケーション 空港編

空港も多くのインバウンドの方が利用する施設です。当然、多言語デジタルサイネージが活躍できるロケーションと言えます。

多言語化デジタルサイネージの有効なロケーション 観光案内所編

訪日外国人観光客が観光案内所を訪れる目的は明らかです。エリア情報の入手です。できれば、自国語で…。その対応のためには、窓口には外国語に堪能なスキルの高い担当者が必要となります。ところが地方などで、そうした人材を集めるのは、かなりハードルの高いのが現状です。そこで、多言語化されたデジタルサイネージを採用することで、そうした課題を解決でき、人件費の削減にも役立ちます。

多言語化デジタルサイネージの有効なロケーション 官公庁編

公共の手続きに多くの窓口が必要な官公庁や自動車免許センターなどは、フロアの案内を多言語することで、住民の利便性を高め、ここでも人材不足の解消につなげることが可能です。

多言語化デジタルサイネージの有効なロケーション 市街地編

ロードサインを多言語対応のデジタルサイネージに変えたことで、名古屋の栄ミナミエリアはインバウンドの方が気軽に街歩きを楽しめるようになっています。

多言語化デジタルサイネージの有効なロケーション 交番編

観光客が困ったときはPOLICE BOXに駆け込みます。それは世界共通のこと。そこで言葉の壁にぶつかるのも世界共通です。
簡単な道案内や手続き方法を自国語で得ることができれば、どんなにうれしいでしょう。
そこを解決できるのが、多言語デジタルサイネージです。

多言語化デジタルサイネージの有効なロケーション 飲食店編

メニューの多言語化は、利用者が便利なばかりか、店主・店員が安心してインバウンドマーケットに取り組むことができ、売り上げUP、業績UPにつながります。

多言語化デジタルサイネージの有効なロケーション 神社・仏閣編

神社・仏閣などでは、その由来やお参りの仕方など日本文化の作法・伝統をデジタルサイネージが多言語で伝えています。

まとめ

たくさんの情報を発信・表示できるデジタルサイネージが持つ利点を活かし、多言語対応をすることは利用者の利便性を高めるとともに、コスト削減、人材不足の解消にも役立ちます。
今後、さらに設置するロケーションも増え、浸透していくことによってインバウンドの利用者も増えていくのことが推察されます。そのデジタルサイネージに広告を掲載して、インバウンドのマーケットの業績を上げていくことも可能になることでしょう。